コストコの『オキシクリーン』といえば、いまではコストコで大人気の定番商品です。またオキシクリーンは、万能クリーナーと呼ばれるぐらい優れた酸素系漂白剤と言われています。
オキシクリーンにはまた、アメリカ版(アメリカ製)と日本版(中国製)があります。
アメリカ版(アメリカ製)と日本版(中国製)のオキシクリーンの主な違いは『界面活性剤』が入っているか入っていないかで異なっています。
界面活性剤を簡単にいいますと、普通は水と油は混ざりあわないものですが、それを混ざりあわすことができる(水の中に油を溶け込ませる)ことができるものです。そのことによって、汚れが落ちやすくなるといった効果があります。
では、どういうところで使用されているかといいますと、代表的なものに、石鹸や洗剤、化粧品や医薬品などの成分として幅広く使われています。
コストコで販売されているオキシクリーンはアメリカ製のものです。日本版(中国製)との違いは、パッケージも全く異なりますが、同じオキシクリーンでも成分が全く違うということにあります。
コストコのオキシクリーンの成分などは以下の通りです。
品名:衣類、布製品、台所まわり、水まわり、食器、家具用漂白剤
成分:過炭酸ナトリウム(酸素系)、界面活性剤(エレキしレートアルコール)、水軟化剤(炭酸ナトリウム)、洗浄補助剤
液性:弱アルカリ性
用途:衣類などについた頑固な汚れやシミを落とす
正味量:4.98kg
標準使用料:備付スプーン1杯に対し水約3.8リットル
これらの成分を見てみると、コストコのオキシクリーンの主な成分でもある界面活性剤などで、汚れた部分を落とし、仕上げに酸素系の過炭酸ナトリウムで綺麗にするというような成分になっているようです。
オキシクリーンの箱を開けると、こんな感じです。
箱を開けると、厚めな透明袋のなかに洗剤と大きな計量スプーンが入っています。用途に応じて、この計量スプーンでどれぐらいの洗剤を入れるかを計ります。
コストコのオキシクリーンはアメリカ製で、箱のパッケージも全て英語表記(1面を除く)になっています。なので、計量スプーンも勿論アメリカ仕様となっています。
この計量スプーンの単位は、オンスという聞きなれない単位で表されています。1オンスは、28.34gです。だから、一杯あたりが4オンスなので、計算をすると113.36g(約113g)となります。
- 1目盛り:約28g
- 2目盛り:約56g
- 3目盛り:約84g
- 4目盛り:約113g
まずはその用途に応じて、付属の計量スプーンで洗剤の分量を計ります。そして、バケツにだいたい40度ぐらいのお湯を入れ、そこへ計量スプーンで計った洗剤を入れて溶かして使用します。
オキシクリーンの洗浄効果とは?
今回は上靴を、オキシクリーンで洗いました。
始めに、お湯を沸かします。そして約40度ぐらいのお湯をバケツに入れ、計量スプーン3目盛り分の洗剤を入れました。
そこへ汚れがひどい上靴を入れると、汚れがどんどんと浮いてきています。
上靴の汚れがひどかったので、半日以上上靴をオキシクリーン液の中につけ置きしました。
その後、つけ置きした上靴をゴシゴシとブラシで洗います。そして、上靴を乾かして終わりです。上靴を洗う前と、洗ったあとの上靴の写真がこちらです。
左側の上靴が洗う前で、そして右側が洗ったあとの上靴です。全体的によごれがキレイに落ちている感じがします。上靴の裏側の汚れも、完全にキレイに汚れが落ちていました。
とくに、汚れがなかなか落ちにくい部分の上靴の内側がキレイになっている気がします。そして、かかと部分のしつこい汚れもキレイに落ちています。
上靴があまりにも汚れていて、ボロボロになっていたので処分して新しく買い替えようかと思っていましたが、学校生活でのあと1学期分はこの上靴でなんとかいけそうな感じです。
オキシクリーンの使用用途はたくさんありますが、我が家ではとくに大掃除をするときなどには、大活躍する洗剤です。
たとえば、網戸は毎年年末になると1年の汚れを落とすために網戸を外して洗うのですが、このときに使用する洗剤も、オキシクリーンを使っています。
あと、玄関のタイルを洗浄するときや、ベランダの汚れなど、家中のしつこい頑固な汚れを落とすために、オキシクリーン洗剤は大掃除にはよく使用しています。
コストコのオキシクリーンは、頑固な汚れも落とす万能なクリーナーですが、使用できないものもあります。
そのことについては、オキシクリーンの箱のパッケージに記載されている【使用前の注意事項】を参考にしていただけたらと思います。
そして、オキシクリーン洗剤の保管方法ですが、箱の中に厚めのビニール袋に洗剤が入っていますので、そのまま保管することができます。
また100均で容器を購入して、そのなかにオキシクリーン洗剤を入れて保管するのもいいです。オキシクリーンの使用回数に応じて、使いやすいように保管されたほうが、今後も使用しやすいと思います。