動物園などで開催されているイベントでよく見かける、「ペンギンの行進」というものがあります。
実はあの1列に並んで行進している可愛いペンギンたちは、調教されているわけではないのです。自然界で生活している野生のペンギンたちも、自らの意思で行進しているのだ。
勿論、ペンギンたちは行進しているという意識はなく、ペンギンたちは生まれつきの習性でおこなっているだけのことなのです。
また、ペンギンの習性で種の違う動物とは一定の距離を保とうとする傾向がみられます。
それらを実証するかのように、動物園などのイベント時に「ペンギンの行進」を観察すると、その動物園の飼育員が、あちこちに移動していることがわかります。
ペンギンたちがあちこちに向きを変えて行進するのは、その飼育員が近づいてきたときに、人間との距離を一定に保つための回避行動なのです。
だから、「ペンギンの行進」でペンギンたちが綺麗に1列になって行進しているのも、またその状態を保ったまま飼育小屋にペンギンたちが帰っていくのも、後ろから飼育員が追ってくるため、ペンギンたちは一定の距離を保とうとしてるからだったのです。
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