秋の紅葉・紅葉狩り「四国の名所16選」

秋といえば食欲の秋と言われますが、秋の旅行もいいものです。季節の移り変わりにより美しい景色のパノラマをみることができます。今回は紅葉の名所としてざっくりですが過去に旅行で訪れた「四国編」を話していきたいと思います。

 

●香川県
 

香川県といえば「うどん」として有名ですよね。讃岐うどんとして有名な香川県は、自然と伝統・歴史があり丸亀城金比羅さんで知られる金比羅宮(階段数が多い)などの観光地も有名です。

 

~紅葉の名所~
 
  • 金比羅宮(ことひらぐう)

こんぴらさん」で知られている神社。また本宮まで785段あり、奥の院まで1368段と長く続く石の階段で有名なところです。(階段を登るには何回か休みながらのほうがいいかと思います。)いろいろな色に色づけされた景色(紅葉)はほんとうに綺麗です。また、11月に開催される「紅葉まつり」は見応えありです。

  • 根香寺(ねごろじ)

四国八十八箇所霊場の第八十二番礼所。本堂までつづく石階段の紅葉は特に綺麗で感動します。

  • 五色台スカイライン

五色台とは高峰・黒峰・白峰・黄峰・青峰という5色の名の山が連なっている台地のことです。標高は400~500メートル。全長7.8㎞あります。スカイラインをドライブしながら紅葉がみることができ、展望台からは瀬戸内海からの雄大な景色をみることができます。

  • 大川山(だいせんざん)

標高1043メートル。香川県第2の高峰として有名。また、大滝大川県立自然公園になっていて、山頂の近くにはキャンプ場が設置されています。ここではブナやカエデなどの紅葉が楽しめます。

  • 栗林公園(りつりんこうえん)

国の特別名勝に指定された大名庭園。赤に色づけされた葉と緑のコントラストがすばらしい景観をうつしだしています。まるで額縁のない絵画を見ているかのように感じさせられます。

  • 玉藻公園(たまもこうえん)

この場所は高松城(別名:玉藻城)跡の歴史公園です。堀には海水が引かれ、日本三大水城の一つ。

高松城の歴史を感じながらの紅葉めぐりもいいものです。また内堀の餌やり体験もでき楽しめます。

 

●徳島県
 

徳島県といえば、阿波おどり・すだち・四国八十八箇所などで有名な場所です。徳島県もいろんな紅葉狩りが見れるところが沢山あります。

 

~紅葉の名所~
 
  • 大歩危・小歩危(おおぼけ・こぼけ)

吉野川の激流によって削られた渓谷。なんと2億年もの長い年月をかけて削られた渓谷なのだそうです。崖が続き川の流れも速いため、「大股でも小股で歩いても危ない」という意味でその名がつきました。

遊覧船から見る断崖絶壁の紅葉の景色には圧倒されるぐらい美しい光景が広がっています。

  • 雲辺寺(うんぺんじ)

四国寺院の中でも標高911メートルという最も高い所に建ち、「四国高野」と称されています。

山頂にある寺まではロープウェイを使い、秋には色づいた紅葉狩りが楽しめます。

  • 金剛の滝・龍頭の滝(こんごうのたき・りゅうずのたき)

「龍頭の滝」は昔、弘法大師がこの滝壺で修行したと伝えられています。落差20メートルで落ちてくる水は、飲料水になるほどの清らかな水です。

落差40メートルの「金剛の滝」は、別名(紅葉の滝)と呼ばれる名所です。龍頭の滝から300メートル先にこの滝があります。切り立った岩の割れ目から水が吹き出していて、そのまわりの紅葉の美しさも際立ちます。

  • 祖谷渓(いやけい)

全長20㎞にも及ぶ深く切り込んだV字形の渓谷は、秋には紅葉で絵画のように彩られたなんともいえない風景が楽しめます。また断崖にたつ小便小僧も観光客の人気となっています。

  • 祖谷のかずら橋(いやのかずらばし)

この場所にはとてもスリルのある吊り橋があります。昔、平家の落人が逃れるため、いつでも橋を切り落とせるようにシラクチカズラで橋を造ったというのが始まりだそうです。

国の重要文化財にも指定されています。大自然の中鮮やかに色づいた紅葉はまさに幻想的🎵スリルと感動を一緒に味わえます。

 

●愛媛県
 

愛媛県といえば、みかん・いよかん・ポンジュース等の柑橘類が有名で、また道後温泉等の有名な観光地も沢山あります。

 

~紅葉の名所~
 
  • 面河渓(おもごけい)

白い岩に澄んだ透明な水。それに赤や黄色に彩られた紅葉の景色には圧倒されてしまいます。

  • 松山城(松山城)

標高132メートル。ロープウェイで登りそこから徒歩で松山城に行けます。

最上階からは瀬戸内海などを見渡すことができ、また松山城の樹木は常緑紅葉樹林なので紅葉する落葉樹は少ない。しかし、紅葉と緑の葉が混ざる光景はとても美しく目に映ります。

  • 別子ライン(べっしらいん)

別子ライン」という名は、ドイツのライン川をあてた名前とされています。この場所では四季折々の風景がそれぞれ美しく、春は桜・夏は新緑、そして秋には紅葉といろいろな景色を楽しめさせてくれます。

 

●高知県
 

高知県といえば四万十川・カツオのたたき等が有名です。あとよさこいまつりも名物の一つです。

 

~紅葉の名所~
 
  • 天狗高原(てんぐこうげん)

四国カルスト・天狗高原の紅葉は、見頃の時期になると森全体が一面に染まり、美しい光景が広がります。また高原植物を観察しながら紅葉も楽しむことができます。

  • べふ峡(べふきょう)

紅葉の名所として有名で、切り立った岩肌の白と紅葉した赤色のコントラストがとても綺麗で、また渓谷を色鮮やかにしています。「屏風岩」というメインスポットもあり、見どころが多いところもこの場所の特徴といえます。

四国には他にも紅葉を楽しめる場所がいくつかあります。各場所によって異なりますが、色づけされたいろんな風景はまるで1枚の絵のようでした。そして……今年も紅葉の時期が始まります・・・また紅葉が楽しみです。

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四国八十八ヵ所をなぜお遍路さんはめぐるのか?




御朱印帳を持ちあちこちの寺や神社をまわっていると、たまに白衣と菅笠を被って金剛杖を持ったお遍路さんたちに出会うことがあります。

そんなとき、ふとなぜお遍路さんは八十八ヵ所をめぐるのか?という疑問に思うことがあります。
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そういえば、数年ぐらい前から四国の霊場八十八ヵ所めぐりが流行ってるのはわかっていました。今では四国の地元の人は勿論のこと、いろんな地方からもバス等を利用してお参りする人が増えています。近年でのお参りする人たちのスタイルは、昔ながらのお遍路さんの姿をしている人もいれば、そうでもない普通の服でお参りされている人もいてます。

四国の霊場八十八ヵ所めぐりの由来は、弘法大師が42歳(厄年)のときに四国のあちこちの寺を巡ったことにあります。

また、なぜ八十八ヵ所なのか・・・といいますと、貪欲などの八十八の煩悩と穢れを表すといわれることもあれば、男42歳・女33歳・子供13歳のそれぞれの厄を足したものといわれることもあります。

どちらの説にしても、霊場八十八ヵ所を巡ることによって、普段生活において生じた穢れをたち、心身ともに清らかになり常に弘法大師と共にという気持ちで歩むことにあるそうです。