一年のうち夏場に非常にお世話になっているあの殺虫剤「フマキラー」の名前は、どういう意味なのでしょうか?
殺虫剤の「フマキラー」が開発されたのは1924年(大正13年)でした。大正時代にこのネーミングだったのはすごいですよね。
実はあの殺虫剤「フマキラー」のフマとは、発売元の造語だったのです。英語でハエのことは「fly」(フライ)といいます。そして夏になるとよく飛んでいる蚊のことを「mosquito」(モスキート)といいます。
フラとはこの二つの単語の頭文字を合わせて、fm=フマという意味なのです。
そして、キラーとは「殺すもの」という意味なのでまとめて意味になおしますと、ハエと蚊を殺すものとなります。このハイカラなネーミングにはこういう意味があったのですね。