「雑学」世界で1番塩分濃度が低い海はどこの海❓

夏海水浴に行くと、うっかりして海の水を飲んでしまうことがあります。そのとき塩分の濃さで喉がとても渇いてしまいます。しかし、普通の海水は塩分が濃いのが当たり前ですが、世界にはきわめて塩分濃度が低い海もあるのです。

世界一塩分濃度が低い海とは、北極海のことです。北極海の海には多くの氷山が浮かんでいます。それが徐々に溶けだしそれで塩分が薄くなり、塩分濃度が低くなるのです。

では、氷山が原因で塩分濃度が低くなるのであれば、南極海も塩分濃度が低くなりどちらの海も同じ塩分濃度になるのではないでしょうか?という疑問に陥ります。

しかし実際のところ、南極海よりもだんぜん北極海の海のほうが塩分濃度が低いのです。これには理由があり、氷が大きな塊になっている南極海にくらべて、北極海には小さな氷山が多く、そのため氷が海に溶けやすいためなのです。

また北極のあたりには工業などもあり気温も上がりやすい傾向があるのです。

北極海は南極海にくらべて、様々な条件で氷山が溶けやすく、そのため世界一塩分濃度が低い海になりやすいということだったのです。

「雑学」「初老」とは何歳から言うの?

辞書によると40歳から「初老」になるらしい。しかし、40歳から「初老」なんてなんだか違和感を感じますよね。

今現在の40歳といえばバリバリ働いている時期です。40歳から身体的ないろいろな症状「目が見えにくくなってきた。」「以前より体が疲れるようになってきた。」「シワが増えてきた。」などがでてきますが、まだまだ第一線で活躍している歳でもあります。

なぜ40歳から「初老」と言われるようになったかといいますと、これには理由があり日本には(還暦)や(米寿)など昔から長寿を祝う習慣がありますが……

歴史をさかのぼると、奈良時代には男性の大厄である満40歳(数え年の42歳)で初老の賀を祝ったので、40歳で「初老」と呼ばれるようになったのです。

昔は現代よりも寿命が短かったため、40歳で「初老」と呼ばれても違和感がなかったのかもしれません。

しかし今現代の平均寿命は、まわりの環境や食生活によって大きくかわっています。

現代の平均寿命は、男性が81歳で女性が87歳になっています。また今では70歳を超えても普通に働いている人も増えています。

そのため現代では、「初老」といえば60歳をすぎてからのイメージを思い浮かべる人が多くなっているのです。