「雑学」サンタクロースと煙突の関係は?

毎年クリスマスの時期になると、こどもたちにプレゼントを配りにくるサンタクロース。トナカイがひくソリにサンタクロースが乗って各家を訪れ、こどもたちの寝てる間にそっとプレゼントを置いていってくれることになっています。

そのサンタクロースは、なぜ煙突からいつも入ることになっているのでしょうか?

クリスマスシーズンといえば、真冬の凍てつく寒さで、暖炉には薪が入り火を灯し部屋中の暖房として使われています。無論、暖炉がメラメラと炎があがっていればその上にある煙突からは煙がモクモクとあがっているはず……なのに、サンタクロースは煙突から入ってくることになっています。

実は、サンタクロースが煙突から入るというのにはある伝説による由来があったからなのです。

それは3~4世紀頃のトルコに「ニコラス」という司教がいてました。ニコラスの教会の近くにはある貧しい一家が住んでいました。そこには3人の娘がおり、あるとき父親はあまりの貧しさゆえ、生活苦から娘を売ることを考えていたのです。

その話を耳にしたニコラスは、ある晩その貧しい一家が住む煙突に、数枚の金貨を投げ込んだのです。するとその金貨は、暖炉に干してあった靴下の中にとびこんだのです。そして一家は、その金貨のおかげで娘たちを救うことができたのです。

その「聖ニコラス」の伝説から、サンタクロースがクリスマスの日に煙突から家に入り、靴下にプレゼントを入れるということが生まれたのです。

「雑学」世界で1番塩分濃度が低い海はどこの海❓

夏海水浴に行くと、うっかりして海の水を飲んでしまうことがあります。そのとき塩分の濃さで喉がとても渇いてしまいます。しかし、普通の海水は塩分が濃いのが当たり前ですが、世界にはきわめて塩分濃度が低い海もあるのです。

世界一塩分濃度が低い海とは、北極海のことです。北極海の海には多くの氷山が浮かんでいます。それが徐々に溶けだしそれで塩分が薄くなり、塩分濃度が低くなるのです。

では、氷山が原因で塩分濃度が低くなるのであれば、南極海も塩分濃度が低くなりどちらの海も同じ塩分濃度になるのではないでしょうか?という疑問に陥ります。

しかし実際のところ、南極海よりもだんぜん北極海の海のほうが塩分濃度が低いのです。これには理由があり、氷が大きな塊になっている南極海にくらべて、北極海には小さな氷山が多く、そのため氷が海に溶けやすいためなのです。

また北極のあたりには工業などもあり気温も上がりやすい傾向があるのです。

北極海は南極海にくらべて、様々な条件で氷山が溶けやすく、そのため世界一塩分濃度が低い海になりやすいということだったのです。